あらすじ
怠け者の彼はいつも言っていた。
「世の中、金だ。楽して偉くなりたい」
引きこもり生活の果て、不摂生がたたり心臓麻痺であっけなく死亡。
目を覚ますと、そこはまぶしい天界だった。
神の前で土下座し。
「偉くなりたいんです!」
必死に懇願する彼。
その執念に神も根負けし、授けたのはあらゆる王になれるスキル《キング》。
「これで俺も楽して成り上がりだ!」
喜び勇んで異世界へと転生した彼を待っていたのは、“王”という言葉の、思いもよらぬ意味だった。
彼はまだ知らない。
《キング》の真の能力が、祝福ではなく“呪い”であることを……。