あらすじ
地球科学への興味を隠し、ケンタッキーの農園主の跡取りとして敬虔に過ごしたセオドア。信心育たぬまま、大学の友人ゴードンの男娼買いに連なったことから、自身も街角で少年を拾い、共に暮らすようになる。
けれども、それは愛ゆえの行為ではない。心底からの愛を与えられないまま、やがて別れが訪れて──。
*
By'n by hard times comes a knocking at the door
Then my old Kentucky home, Good-night!
──やがて、厳しい時代が扉を叩きにやってくる
懐かしきケンタッキーの我が家よ、さようなら
『My Old Kentucky Home』(スティーヴン・フォスター、1852)より