あらすじ
世界のどこにでも繋がり、どこにも存在しないところにそれは静かに灯っている。
隠り世の片隅で、支配人・時任灯弥が客人を迎える。
迷い込むのは、悩める者も、野心に燃える者も、何も望まぬ者も。
ここでは願ったことも語ったことも、やがて形を変えて返ってくる。
それがどんなものであれ、受け止めるのはあなた自身。
けれどご安心を。疲れたなら、また「よりみち」の灯りを探せばよい。
「世界のどこにもなく、どこにでも繋がる宿『よりみち』。支配人・時任灯弥が迎えるのは、迷える者も、何も望まぬ者も。ここで語った言葉は必ず返ってくる――甘露か苦汁かは、あなた次第。」