あらすじ
僕の名前は天野純一。とある新人賞で運良く奨励賞を受賞し、プロ作家に仲間入りした。しかしネタがとんと思いつかず、あっという間に底辺作家。
「『月が綺麗ですね』を題材とするアンソロジーを作るので5000字以内の掌編を出してください」
そう編集者から要求されるも、締切を延ばし続けていた。
そしていつの間にか最終締切は今日に迫っていた。
――仕方ない。適当に書こう。
僕は何の味わいもないごく普通の恋愛小説を書き、提出した。
翌日出版社に呼ばれ、校閲者・蛇喰と対面した。彼は僕に会うなり原稿を床に投げ捨てた。
「読む価値なし」
彼は正真正銘のサディストだった。
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たねありけ様の自主企画「【急募】月の清掃隊」参加作品。