あらすじ

「君の能力は非科学的な妄想だ。役立たずは去れ」 王立遺物鑑定院の鑑定士アキラ・ミカゲは、遺物に残された「想い」を光として視る【感情鑑定】の力を持つがゆえに、上司から無能の烙印を押され、職場を追放された。 失意の彼が流れ着いた辺境の地で出会ったのは、没落した家の再興を願う気高き令嬢ソフィア。彼女のひたむきな想いに心を打たれたアキラは、その力を彼女のために使うことを決意する。 屋敷に隠された先祖の遺産、不毛の大地を蘇らせる失われた古代魔法――次々と奇跡を起こすアキラの力は、ただ「想い」を見るだけではなかった。それは、遺された想いを未来へ繋ぐ、世界でただ一つの特別な力だったのだ。 一方、アキラを追い出した王都は、国の至宝の輝きが失われたことで、滅亡の危機に瀕していた。 これは、役立たずと蔑まれた心優しき鑑定士が、自らの真の価値を見つけ出し、大切な仲間と共に運命を切り拓く、痛快な逆転成り上がりファンタジー! 【登場人物紹介】 ◆アキラ・ミカゲ 本作の主人公。遺物や場所に残された人々の「想い」を色や光として視認できるユニークスキル【感情鑑定】の持ち主。その能力を理解されず、王立遺物鑑定院を追放される。お人好しで心優しい性格だが、芯は強く、大切なものを守るためには勇気を奮う。 ◆ソフィア・フォン・クライネルト 没落したクライネルト家の若き女当主。誇り高く、領民を想う責任感の強い少女。家の再興と領地の復活を諦めずにいたところ、アキラと出会う。彼の能力を最初に信じ、最高のパートナーとなる。 ◆バルドル・フォン・ゲルハルト 王立遺物鑑定院の首席鑑定士でアキラの元上司。権威と数字を盲信する傲慢な男。アキラの【感情鑑定】を「妄想」と決めつけ、彼を追放した張本人。国の遺物を横流しするなど、私利私欲のために動いている。

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カクヨム
カクヨム2025/11/02
  • 現在の作品役立たずスキル【感情鑑定】持ちと追放された俺、辺境で出会った聖女様だけはその価値を信じてくれたので、二人で奇跡を起こして国と世界を救います