あらすじ

​ 昭和初期の浅草。見世物小屋の片隅に、妖しく光る「螺鈿迷宮館」があった。壁一面が鏡と螺鈿で覆われたその館で、主が死体で発見される。  死体は鏡に張り付き、背中には螺鈿の杭が突き立っていた。密室状態、犯人の痕跡はなし。  事件マニアの「私」は、現場で出会っただらしない探偵・日暮涯(ひぐらし がい)の推理を聞く。その論理は完璧で、辻褄は合っていた。警察もその推理通りに動き出す。  だが「私」の胸には、あの死体の「恍惚とした表情」が焼き付き、拭い去れない違和感が残っていた。

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カクヨム
カクヨム2025/11/03
  • 現在の作品帝都怪奇録〜鏡に抱かれた男〜