あらすじ

量子的な奇跡により、あらゆる物語が現実化した現代社会。ウォルフ・スランジバックは、そんな世界に来た男だ。  彼は漫画の登場人物だ。主人公レオパルドのクローンで、彼の戦友。  世界は二極化した。この世界に流れた者達による国家樹立を目指すテロ組織イスタルジャと、それを阻む『国境なき守護者』の。レオパルドはその戦いで英雄と呼ばれてたが、次元要塞ナヴァロンを巡る中で消息を絶ち、組織は安定を図る為に彼をレオパルドの身替りに立てる。  彼が来た直後。先の戦いでレオパルドと共に消息を絶った少女ノイを保護した時、彼は彼女を救う為その身を犠牲にし、彼を救う術はないとの事実が待ってた。  されど状況は無情に進み、直に再度のナヴァロンへウォルフは身を投じる。  そこで待ってたのは、レオパルドの宿敵で自分を殺めた男ウィラード。ウィラードにウォルフは成す術なく倒される。だが、止めを刺される寸前彼を救ったのは、ノイだった。彼女は何とか彼を守るが、二人はイスタルジャに捕らえられてしまう。  囚われの中、彼の本心が暴かれる。  友たる男に友情と劣等感を抱き、彼を救えぬ事を喜んでた事を。  しかし自力で脱出しノイを救う時、無意識の中でレオパルドを呼ぶ彼女を見て、ウォルフは悟るのだ。  やはり、必要とされてるのは自分ではないと。  そこに彼が現れた。彼の名前は■■■■■■■■■。  彼はウォルフにこう持ちかける。自分のゲームに参加する気はないか。もし参加するなら、最後にはレオパルドを帰還させよう。だが、参加料はお前の命だとも。  ウォルフはその話を受け、己の命を代償に負けられぬ戦いに身を投じる。  激戦の果てウィラードを下した後も彼は往く。その先に破滅しかなくとも。  ……というのがこの話のあらすじだ。念の為言っておくがボクはこの話の作者じゃない。ちゃんとした登場人物だ。  ボクの事を知りたいならその術は一つだ。さぁ、頁をめくると良い。

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カクヨム
カクヨム2025/11/02
  • 現在の作品ウォー・イン・ザ・フィクション