あらすじ

声を失った少女と、音を失っていく青年。 言葉を交わせないふたりが、 静かな図書館で少しずつ心を通わせていく。 彼の描く絵には“音”があり、 彼女の沈黙には“想い”があった。 それでも、どうしても伝えたい言葉がある。 喉の奥で、何度もつかえて消えていくその言葉を、 最後に――彼の耳が覚えていられるうちに、届けたかった。 「君の声は、確かに聴こえた。」 切なくて、あたたかい。 “伝わらない想い”の中で生まれた、小さな奇跡の物語。

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小説を読もう2025/11/04
  • 現在の作品それでも声は、出なかった。