あらすじ
神に呪われた死ねない身体を持つ放浪者、アダム。傷を負えば血が流れて痛みを感じるのに、その身体はたとえ心臓の鼓動が止まっても、たとえ首を落とされたとしても《呪い》によって蘇生される。
神に祝福された死なない身体を持つ聖女、イヴ。傷を負っても血は流れず痛みも感じないうえに、首を斬られても頭が落ちることはなく、見えない《祝福》で繋がっている。
命を持つ《不死者》と命を持たない《不死者》。
過去も、育った環境も、不死者としての性質も違う。そんな二人が命の音を探して愛を紡ぐ物語。
その果てにあるべき死に様を。その果てにあるべき生き様を。
俺の命が尽きるまで。私が命を見つけるまで。
――きみを、あなたを、愛している。