あらすじ
「ふん、貧乏で可愛くもない胸ペタなお前と結婚してやる広い心を持っている男は俺しかいない。感謝するんだな」
劇場ブランシェの一人娘[ロウリエ]は幼馴染で貿易商の嫡男[マーカス]の言葉にショックを受けると同時に、前世の記憶(推したちに捧げた生涯)を思い出す。
幼い頃は仲が良かったが、いまやマーカスはロウリエの顔を見れば嫌味ばかり言うようになっていた。その上、マーカスの家業は貿易商として大きく有名になっているのに、ロウリエの家業である劇場経営は右肩下がり……
ロウリエは年々大きくなる家業格差、そしてマーカスとの関係性に悩んでいた。
しかし前世を思い出したロウリエの中で、なにかがはじけたっっ!!!!
「そんなに嫌なら婚約はなかったことにしましょう」
「はぁー!? 婚約解消したら支援もなくなるぞ」
「あ、いいですー。自力(前世の知識)でなんとかするので!」
これで円満解決!新しいスタートができると思っていたら、婚約解消するための条件が出てきてーー!?
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●即興劇(エチュード)とは…
主に台本なしで、場面設定だけで役者がその場で考えながら即興で演じる劇のこと。
※表紙イラスト:ノーコピーライトガール 様