あらすじ

人が寄りつかない森の奥に、ぽつんと農場があった。 畑を耕し、家畜にエサをやり、夕方には薪を割って風呂を沸かす――毎日がそれで完結する、のんきで退屈な場所。 農場主デノック=ランプは、いつもにこにこ笑い、もう一人の若い女性エイミ=シュローデンは額に汗を浮かべながら畑で鍬を振るっている。 エイミは、元・勇者隊。 思いウォーメイスを簡易な鍬に持ち替えて、畑を耕し、家畜に餌をやり、時には野生動物を追い払っている。 ――そんな暮らしに、突然穴が空いた。 森の奥から地響きがして、農場の裏手にドーンと大穴がポカリと口を開けた。 中は真っ暗で、吹き上がる風は冷たいし、なんかモンスターの気配もする。 「ダンジョンができた」 エイミはぽかんと口を開け、デノックはにこにこと笑みを浮かべるだけ。 それからというもの、今まで誰も来なかった農場に、冒険者や商人がぞろぞろと押し寄せる。 エイミは内心「どうしてこうなった」と頭を抱えつつも、変わりつつある日常に、少しだけ心がおどっていた。

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小説を読もう2025/11/03
  • 現在の作品「拾ったゾンビが強すぎる 〜ランプ農場物語〜」