あらすじ
「おう聞多、呼び出しご苦労じゃった。あの世は退屈で叶わんわい」
西郷従道X山縣有朋を中心に描く創作歴史BL小説のちょっとしたお遊び座談会…のつもりで書き始めたら、案外重くなってしまいました。定番メンバーの井上馨・大山巌に加えて高杉晋作が登場。やりたい放題の魔王は書いていて楽しいです。
登場人物紹介
☆山縣有朋
幕末には奇兵隊のナンバー2で、維新後は兵部小輔として兵部省を束ねる、真面目で神経質で面倒見のよい、苦労性の34歳。5歳年少の部下、西郷慎吾に酔った勢いで告白され、すったもんだの末にめでたく?恋人同士になったが、その突飛な行動に日々振り回され、ため息ばかりの日々を送っている。
☆西郷慎吾(従道)
有朋の部下で兵部権大丞。大西郷こと西郷隆盛の16歳年少の実弟で、「小西郷」とも呼ばれる。面倒見のよい上官の手を散々焼かせるうちに何故か懐いて惚れ込んでしまい、アタックの末陥落させた、らしい。
☆井上馨(聞多)
有朋の3歳年長の古馴染みで大蔵小輔を務める。人呼んで「大蔵省のお祭り男」。幕末に病気で早世した高杉晋作とは親友同士。
☆大山弥助(巌)
西郷慎吾の1歳年長の従兄。慎吾とは幼馴染で親友で盟友の仲で、その器量と自然児ぶりを秘かに尊敬してはいるが、現実問題としては迷惑をかけられることの方がはるかに多い。有朋同様に苦労性の人。
☆高杉晋作
奇兵隊の創設者、松下村塾四天王の一人。「動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとく衆目騒然、あえて正視するなき」と後に謳われた「長州の魔王」。幕末の混乱の中を稲妻のごとく駆け抜けて早世した稀代の風雲児である。有朋よりも1歳年少で、有朋の憧れの人、らしい(笑)