あらすじ
見慣れた体育館。見慣れた光景。見慣れた顔ぶれ。知らない声。
「君たちの命は友の屍を踏みにじり、恩師を穿ち、恋人を盾にすることで保証される」
知らない、世界。
狂気が始まった。
ありふれた高等学校の中で繰り広げられる、醜くも美しい殺しあい。
恐怖は連鎖し、失望と絶望が蔓延した。
欲望が咲き乱れ、理性は失われる。
秩序は、なかった。
右手にあった鉛筆は拳銃に。
教室の片隅の居眠り生徒は、頭のない死体に変。
体育倉庫には慰み者として生き長らえる女子生徒達。
処刑場となったトイレ。
職員室に吊り下げられた先生。
校門にもたれかかった、弱者。
死の蔓延る高等学校。
芽生えた感情は、なんの曇りもない純粋な本能。
生きたい。
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