あらすじ

1973年、オーストラリア。余命わずかで自暴自棄になっているアメリカ人女性のリリは、ただの顔見知りのジェイクと書類上の結婚をし、彼を自分の看取人に選んだ。そして赤の他人のハウスキーパーを聞き手に、父や母の優しさと誠実さ、幼少期に受けた傷を振り返って行く。 ジェイクもまた、戦争後の虚無感によって無気力になり、全てを投げ出そうとした。しかし、明るく振る舞いながらも悲しみ、生への執着を見せるリリへ歪んだ共感を覚え、最後まで支える事にした。 そして、限りある時間の中で『どれだけリリを笑顔にできるか』、自分自身との賭けを始めた。 やがて、リリは自分の過去を赦し、穏やかに逝く。ジェイクへ置き土産をしながら。 ――最後があんたでよかったわ。 リリのその言葉を胸に、ジェイクは短い時間を二人で共に過ごしたシドニーの海辺の家で、彼女のいない人生を歩んで行くと決意する。 ※こちらのあらすじは梗概です。 ※サブタイトルの日時はシドニー時間です。 ※毎日12:00更新。完結済み。 ※こちらは『第二十五回書き出し祭り』参加作品です。 ※他サイトにも投稿しています

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小説を読もう2025/11/02
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