あらすじ
俺はSランクパーティで唯一の治癒師だったが、「回復が遅い」と追放された。
俺の治癒魔法には、治した傷の分だけ俺に激痛が走る「反動(フィードバック)」があった。
パーティメンバーは誰も俺の痛みに気づかない。
心が折れた俺は、辺境の地で新しい魔法を編み出した。
それは、治癒魔法の「反動」を、モンスターや敵対者に転移させる『ペイン・リダイレクト』。
傷を治すほど敵が苦しみ悶え、戦闘不能になっていく。
やがて「反動の聖者」と呼ばれ始めた俺の元に、回復役を失いボロボロになった元パーティが現れた。
今さら「戻ってくれ」? 断る。この力は、俺を必要とする新しい仲間のために使う。