あらすじ
折井翼(おりい つばさ)は、冴えない映画制作スタッフとして働く平凡な青年。
唯一の支えは、学生時代から憧れ続けてきた俳優――香月琉生(かづき るい)。
優しくて努力家な彼の姿が、翼にとって生きる理由だった。
だがある日、映画の機密情報が流出する事件が起きる。
なぜか犯人に仕立て上げられたのは、翼。
そして――「もう君を信じられない」
その言葉を告げたのは、他でもない“推し”の香月琉生だった。
信頼も、夢も、想いも砕け散った夜。
絶望のまま街を彷徨い、突如、交差点でヘッドライトが迫る。
衝撃と光――意識はそこで途切れた。
……目を覚ますと、そこは一年前。
まだ何も壊れていなかった、あの頃だった。
奇跡か、それとも転生か。
もう二度と、同じ悲劇は繰り返さない。
今度は、奪われる側じゃなく奪う側に――。
そして今度こそ、“推し”だった彼――香月琉生と、恋をやり直す。
二度目の人生で、恋も未来も掴み取る。
転生リベンジ・ラブストーリー。