あらすじ
毎年八月に行われる我が国最大規模のイベントの一つ「ディストピア祭」。かつての暗黒社会を記憶し続けるために行われるこの伝統行事において広く振る舞われる平等標準食、通称「ディストピア飯」を作り続ける職人・折出白三氏に密着する。材料調達の苦労、タンパク素材源となる魚類「翠身」の漁、そして実際の製造現場――一年間の取材を通して、ディストピア飯と社会の関わり、そして折出氏が抱く思いと職人であることの意義に迫る。
(中域律経新聞ウェブ有料版 月刊連載「今を知る・重要無形民俗文化財」シリーズ第33号)