あらすじ

サレンには夢があった。 それは魔法国家クライドラの中枢にして総本山である、魔法統括局へ入ること。 そこは唯一、才能さえあれば身分を問われず、絶大な地位と破格の待遇が約束される場所。 だが、サレンには致命的な欠点があった。 それは、生まれつき保有魔力量が少ない、典型的な落ちこぼれの一人だということ。 だが、サレンは魔法を諦めることができなかった。 何故なら、その夢は既に彼女だけのものじゃなかったから。 だけど、時間がない。 迫る試験には、どうやっても合格できない。 そんな時、サレンは放棄されかけた書庫で古びた箱を発見する。 そこに封じられていたのは、かつて人類に魔法を授けたとされる精霊の一柱だった。 サレンは問われる。汝の願いは何かと。 サレンは答える。今を打開できる力と。 彼女は知らない。 その願いには、大いなる代償があることを。 サレンは知らない。 その願いは、やがて全てを壊すことになると。 星へ導かれ、門は開かれる。 これは彼女が英雄へと至り、傾国の売女と糾弾される悲劇の物語。

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小説を読もう2025/11/01
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