あらすじ
記憶を失くしたシオンと、その原因を唯一、知っているであろう、傾玉の精霊スフェノス。仮の主と従者の契約を結んだ2人は、同じく魔術師とその傾玉としての主従の契りを結ぶアーネスとジェドネフの元で記憶と知識の修復に努めていた。
長らく続いた不可侵の条約『アテラス同盟』。条約からの脱退を画策するアルレシアの襲撃を凌いだシオンたちは同盟側の傾玉の主人たちと意見を交わすべく、テグミネ領へと戻ることとなった。しかし自身の出自も思い出せないシオンは会合の席には立ち会えず、再び師であるアーネスを待つだけの時間が積み重なっていく。シオンはスフェノスに今一度、自身が何者であるかを問い詰めるも彼の返答はやはり彼女の望むものではなかった。
自称:従者と、(おそらく)平凡な一般人のご主人様との、奇妙な主従関係。