あらすじ
「氷の人形」「無能」と蔑まれる公爵令嬢セレスティア。だが彼女こそ、国の生命線である『魔力炉心』を一人で管理する「古代魔法契約」の守護者だった。
しかし、婚約者のジュリアン王子は「聖女」を名乗る偽の女に溺れ、「お前は嫉妬深い悪役令嬢だ!」とセレスティアを公衆の面前で断罪し、婚約破棄を宣言する。
だが、それは国の基盤たる契約を破棄する「不誠実」な行為。「契約は絶対です」――セレスティアが冷たく権限を行使した瞬間、王国の魔力は停止し、偽聖女の奇跡も消え失せ、王城は崩壊を始める。
パニックに陥る王城に、彼女の真価を知る魔導師団長アークライトが現れ、「君の知性こそ国の宝だ!」と愚かな王家を見限り、セレスティアを「魔導師団の最高顧問」として丁重にスカウト。彼女は新たな場所で尊敬と活躍の場を手に入れる。
魔力を失い没落する王国から「王妃にしてやるから戻れ」と今さら懇願が届くが、もう遅い。「不誠実」の代償を払わせた彼女は、自らの才能を「溺愛」する唯一の男性と、輝かしい未来を歩み始める。