あらすじ
中国版『ガリヴァー旅行記旅行記』と言われる古典小説を、著者の独断と偏見で大幅意訳!
中国は唐代、女帝として即位した武則天は、女権擁護の政策を推し進める中、女性だけの科挙も行うことを計画していた。一方従来の男性のみによる科挙に、一度は合格したものの、過去に謀反人と関わり合った経歴を問題にされ、再び落第した唐敖は、失意の余り家へも帰れず、あてどなく彷徨う内、ある古い廟で「天上から下界へ降りて、海外に散った12の花を探し出し、唐へ連れ帰れば仙人になれる」と言う夢を見る。かくして役人への道を断ち切った唐敖は、義兄の貿易商・林子洋の船に同乗し、それらの花々を探す旅に出る。