あらすじ

王立図書館を預かる司書、フィン。
静謐を愛し、訪れる者を冷ややかにあしらうその姿は、戦の国イグナリアにあって異質な存在だった。

そんな彼の前に現れたのは、火竜騎士団を率いる隻眼の王子レオルド。
剣の申し子とも呼ばれる男は、しかし本を読もうとしない。
問い詰めれば、文字をほとんど知らぬことが露わになる。

皮肉を浴びせながらも、フィンはしぶしぶ彼に読み書きを教えることにした。
炎のように豪快な王子と、灰のように熱を失った司書。
交わらぬはずの二人のやり取りは、やがて互いの心に揺らぎを生み、王国の未来さえも左右していく。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2025/10/31
  • 現在の作品紅の隻眼王子と銀灰の司書