あらすじ
巨大隕石が落下してから千年、衝突の冬をやり過ごすために人工冬眠装置HCSS(ヒューマン・コールド・スリープ・システム)で眠りについていた人類は次々と目覚めの時を迎えていた。今や世界中で眠りについている人間は数十人にまで減り、人類は変わり果てた大地に新たな街を築き、復興を遂げようとしている。
そんな世界で生きる孤独な少女サナは、幼い頃に偶然見つけた塔で、HCSSの制御用に作られた人工知能、ヒューマニティ(人類)の一体である先生と出会い、親交を深めている。
しかし、人々の大部分が目覚めた今となっては、HCSSもヒューマニティも、もはや無用の長物であり、全人類が目覚め次第、廃棄されることとなっていた。
※この作品は第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon2
※上記コンテストにて一次選考を通過した作品に加筆、修正を加えたものです。