あらすじ
これは秘密にしていることなのだが、僕には霊感がある。――それも、前世から。転生したこの世界で、どうやら貴族は代々「死者の声を聞く力」を受け継ぎ、先祖や死者の霊の力を借りて魔法を使うらしい。ただし、死者は基本的にわがままで厄介だと言われ、普通の貴族は「契約」や「儀式」で縛り、無理やり使役するのが常識…だってさ。
は?
お前ら、霊に失礼すぎない???
霊はお前らに使役なんて仕方なくやってるだけだし、お前らには「生命だから」情をかけてやってんだよ。
ふあーあ。この世界もなにやらゲームの世界だったり僕が悪役らしい人物だったりするらしいけど、そんなの知ったことか。
――僕が霊を守る。