あらすじ
ある日突然、『異界』とよばれる異空間現象が発生するようになった現代。
人々は徐々に非日常に適応し、次第に特異なエネルギー資源や、人智を超えた力を持つ『漂流物』を求めて、積極的な異界探索を行い始める。
そして、異界探索業が『冒険者』などと呼ばれて馴染む程度になった頃、1つの奇妙な噂が流れるようになった。
────この世のどこかに『異界』を統べる『異界の王』が存在する、と。
その頃、とある少女もまた、同じ噂を耳にする。
彼女の名は『真皇ソラ』。
まことしやかにその存在を語られる、都市伝説そのものであった。
「誰だよ異界の王って名付けたやつ……ボクは魔王になりたいんだが」
────これは、魔王願望を持った1人の少女が、異界の王という称号をどうにか魔王に変えるために奔走する物語。