あらすじ
魔王が討伐されてから早五年の月日が流れようとしていた。
強敵とまではいかないものの、世界の各地に出現するユニークモンスター、通称【ハイクラス】に怯えつつも、すっかり平和ボケしてしまった国民達。
そんな中、辺境の山奥に住むアレンの村の付近にハイトロールが出現する。
初めて見るハイクラスモンスターに、アレンも村人もどこか他人事のように眺めていた。
「討伐の為に王都に住む勇者一行に依頼を出した」
ますますお祭り騒ぎとなる村の人々。
だが、その勇者が斜め上をいく屑勇者だった。
「俺は勇者だ! 頭が高い! もっと俺を讃えよ、敬えよ!」
——え、これが俺達が憧れていた勇者なのか……?
あまりにも噂と違いすぎる態度に驚愕する村人達。だが、こんなのでも勇者。ハイトロールを討伐するには頼まざるえない。
こうしてアレン達は勇者一行をもてなし、英気を養ってもらうことに。
だが、実際にハイトロールが村を襲撃した時に勇者がとった行動は……!?
「俺達じゃ無理だ! 撤退だ! 俺達が死んだら元の子もない!」
は? 嘘だろ? お前……それでも勇者かよ!
村を滅ぼされ、天涯孤独の身となったアレンに手を差し伸べたのは、窮地を救ってくれた盗人のシャイン。そんな命の恩人であるシャインからある提案を持ちかけられる。
「お前は勇者に全てを奪われたんだ。ならよ、お前も全部奪ってやればいいじゃないか。姫も地位も、名誉も」
こうして村人アレンの旅が始まったのだった。
※ 数年前に公開していた小説のリメイク……? でも削除しているので記憶を辿りながら書いています。さぁ、数年前より私の表現力は上がっているのでしょうか(笑)