あらすじ
世界を包む”音”がまだ生きていた時
代。
ステ-ジに立つ一人の少女ーー
名をア-ド=レヴェル
黒髪にオッドアイ、そして顔を覆う銀の仮
面。
誰もその素顔を知らない。
けれど、その歌声だけが、確かに”心”を映し
ていた。
彼女が放つ旋律《フレンヴァリ》は、
聞く人の感情を虹の光として可視化する不思
議な力を持つ。
悲しみを抱く人には慰めを、
迷いに沈む人には、再び立ち上がる力をーー。
満員の会場が光に包まれていた。
観客の想いが一つになり、七色の光が渦を描
く。
だが、あまりにも強く純粋な”共鳴”が、世界
の壁を突き破ってしまう。