あらすじ
日本人は忙しい。
朝、昼、夜。
一日中、何かに追われ何かのために急ぎ
汗をかきながら走り回る。
時間に追われることが大人の証拠。
1000年後の日本。
政府は、国民一人一人を『人的価格』という価格で区分することにした。
偏差値的に数字で、明確な価値を図られるようになり
その価格は進学、就職、結婚。
様々な人生の節目でその人を判断する基準に用いられた。
価格帯の中で最下層の人々は「ZERO」と呼ばれた
その中でも一番、人々を困らせたのが
「時間所有制」という制度である。
19歳になったら、自分の人生の時間はお金で買いましょう。
人的価格と同時に決められた新しい法律だった。