あらすじ
公爵令嬢アメリアは、婚約者である第一王子の裏切りによって全てを失い、雨の中、路地裏に倒れて息絶えようとしていた。
――「もう、何もいらない」
そんな絶望の淵で、一人の騎士に救われる。質素な身なりだが、どこか気品を纏うその男は「カイル」と名乗り、彼女を静かな辺境の村へ連れ帰ってくれた。
身分を偽り「ミリア」として、薪を割り、畑を耕す日々。その温もりに、アメリアは失われた心を取り戻していく。
だが、優しい騎士カイルの正体は、王家でも恐れられる“冷酷無比な第二王子”だった!
秘密が暴かれ、平穏な日々は終わりを告げる。王都に連れ戻されたアメリアを待っていたのは、かつての婚約者との再会、嫉妬に狂う貴族たち、そしてカイルの命を狙う王宮の深い陰謀。
「もう誰も、君を傷つけさせない」
偽りの身分と本物の愛が交差する、平民に転落した元令嬢の王道逆転ロマンス!