あらすじ
「異常才覚者矯正法」
あるとき世界規模で同時に施行された法に基づいて、2107年、少年エリコ・シュレーディンガーは南太平洋の隔離施設島に収容され、1年が経過した。
高度な才能と破綻した人格が同居した若者を、矯正するプログラムを受ける日々を送るエリコと少年少女たち。担当教官リネット・アンドルー少尉は、エリコの反抗的なリポート、言動に頭を悩ませていた。
指導室に呼び出されたエリコはリネットに、この島は近いうち、大津波に飲み込まれると警告するものの、取り合わないリネット。
ある日リネットに対して上官から、エリコ・シュレーディンガーの身柄を引き渡すよう命令がくだる。不安を覚えるリネットの通信端末に届いたのは、エリコからの短いメッセージだった。