あらすじ

「でね、その従姉妹の家で飼ってる猫ちゃんが、警戒心が強くてなかなか僕に懐いてくれないんだけど、おやつをあげた時だけはすぐ近寄って来て、夢中で食べてくれるのが、凄く可愛いんだよ」 「……そうですか」 子爵令嬢のレジーナは、貴族学園のクラスメイトである、伯爵令息のエドガーに片想いをしている。 だが、エドガーのことがあまりに好きすぎるあまり、エドガーの前だと緊張して上手く喋れなくなってしまうレジーナ。 「おっと、もうこんな時間か。実は今日から数日、叔母の経営しているお店を手伝う約束をしていてね。僕はお先に失礼するよ。また明日ね、レジーナ」 「あ、はい。ごきげんよう、エドガー様」 このままではいけないと、何とか悩みを解決するため、放課後レジーナは藁にも縋る思いでとある占いの館に入った。 すると――。 「あ、いらっしゃいま……せ!?」 「……?」 仮面を被った店主らしき人物が、レジーナの顔を見るなり露骨に狼狽えた。

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カクヨム
カクヨム2025/10/30
  • 現在の作品占いの館で片想いしている伯爵令息の相談をした翌日から、伯爵令息の様子がおかしいんですが?