あらすじ
東上高校に赴任し一年、三年の担任を持つことになった鮎沢誠一。
忙しない新学期が過ぎ一ヶ月程がたち、順調に学校生活を送っていた。
しかしある日校長室に呼ばれ、向かうと、そこには市議会議員で誠一が担任を務めるクラスの不登校である黒岩啓真の父である賢治がいた。
啓真は二年の二学期に起きたトラブルから不登校になった生徒。
議員の息子であることもあり、担任が彼が原因で退任した前例もあった。
誠一共々学校全体で彼に関して触れないようにしてきたが、出席日数が足りなくなり留年が危ういことから父親と校長に半ば強引に、説得して登校させるようにお願いされる。
内心では嫌がりながらも黒岩の家を訪問すると門前払いを受ける誠一だったが、あることをきっかけに次第に黒岩が懐くようになり……。
教員としての名誉に揺れ、黒岩に嘘をつきながらも、彼の真っすぐな恋心に惑わされ、惹かれてしまう先生の話