あらすじ
「君との婚約を破棄し、離婚を宣言する!」
皇太子である夫から突きつけられた突然の別れ。
悪役令嬢の濡れ衣を着せられ追放された先は、誰も寄りつかない最果ての荒れ地だった。
――最高の農業パラダイスじゃない!
前世の知識を活かし、リネットの農業革命が今、始まる!
美味しい作物で村を潤し、国を救い、気づけば各国の貴族から求婚の嵐!?
なのに、なぜか私を捨てたはずの元夫が、いつも邪魔ばかりしてくるんですけど!
「離婚から始まる、最高に輝く人生!」
農業スキル全開で国を救い、不器用な元夫を振り回す、痛快!逆転ラブコメディ!
【登場人物紹介】
◆リネット・フォン・シュバルツ
本作の主人公。元公爵令嬢で、皇太子妃だった。
現代日本から転生した記憶を持つ、根っからの農業オタク。悪役令嬢の汚名を着せられ離婚・追放されるが、全くへこたれない鋼のメンタルの持ち主。
追放された荒れ地を「一等地」と呼び、農業スキルと魔法を駆使して次々と奇跡の作物を生み出す。自立した生活を心から楽しんでおり、元夫の復縁工作には塩対応。
◆クロード・エルンディア
エルンディア皇国の皇太子で、リネットの元夫。
臣下にも国民にも氷のように冷徹な「氷の皇太子」として知られる。宮廷の陰謀からリネットを守るため、断腸の思いで偽装離婚を実行した。
しかし、自由になったリネットが自分の想像以上に輝き、人気者になっていく様に焦りと嫉妬を隠せない。不器用でプライドが高いが、リネットへの愛は本物。バレバレの変装で農園を偵察したり、求婚者を妨害したりと、空回りしがち。
◆求婚者たち
・アルフォンス・フォン・ゲルハルト:植物学の権威である学者貴族。リネットの生み出す新種作物に純粋な学術的興味を抱き、共同研究者(兼夫)の座を狙う。理知的なアプローチを試みる。
・ダミアン・ロッシ:巨大商工会を束ねる富豪の息子。リネットの作物の商業的価値にいち早く気づき、ビジネスパートナーとしての結婚を申し込む。現実的なメリットを提示してくる。
・フェルディナンド・ジーク・ヴァイス:美食家で知られる隣国の王子。リネットの作る最高に美味しい野菜や果物の虜になり、国の食文化向上のため(という名目で)情熱的に求婚してくる。