あらすじ
じつは昨年一年間、とある完全未発表(サイト公開も不可)ホラー作品のコンテストに、毎月ロング(1万文字以内)1本・毎週ショート(250文字以内)1本という縛りを自分で設けて応募しておりました。
しかし、怪談師選者による一次選考は何度か突破し、一般募集選者による最終選考でも2位か3位くらいにつけるようなこともありましたが、グランプリ以外の一次突破作品も主催チャンネルで取り上げられる中、拙著はまったく取り上げられるようなことはなく、また、当初の「あくまで実話っぽい(創作でも可)怪談」という募集コンセプトも曖昧模糊になってきたり、歴代グランプリ作品も私のおもしろいと感じるホラーの方向性とは異なることに気づき、すっかりモチベーションをなくしたので丸一年を目度にこのコンテストからは足を洗うことにしました。
ということで、せっかく書いたのを公開しないのももったいないですし、本当にホラー作品としておもしろいかどうかも世に問いたく、応募していた作品をUPしていきたいと思います。
1万字以内なので短編にはちょうど良い長さですし、毎月その季節になんとなく合わせて書いていたので、毎月一作品づつ公開していこうかな? と。
いろいろ忙しく遅くなりましたが、十月に送る第十弾は〝ハロウィン〟にちなみ、ホラー映画『ブギーマン』のような、ハロウィンの日に現れる殺人鬼を描いたお話。
なので、ちょっとサイコホラー寄りなところもあったり。
でも、あまりに〝ハロウィン〟を意識した設定にしたため、ちょっとコミカルになってしまい、あまり怖くなくなってしまったかもしれません……(;´д`)
まあ、いずれにしろハリウッドのB級ホラー映画のような、アメリカ文化香るホラー短編ですね。
〈あらすじ〉
この界隈では、ハロウィンの夜にやって来る〝トリックマン〟という殺人鬼の都市伝説が囁かれている……。
住民に欧米系在日外国人の多いタワーマンションで暮らす専業主婦の〝わたし〟は、まだ自分達に子供はいないものの、本格的なアメリカ風ハロウィンを行う自治会の行事のため、お菓子を用意して訪れてくる子供達にふるまっていた。
それも一通り終わり、夕飯の用意をしようとしていた矢先のこと。すでに陽も暮れているというのに、再び玄関のチャイムが鳴り響くとインターホンからは「トリック・オア・トリート!」の声が……。