あらすじ
【2030年、日本。】
古来より**焔魔(えんま)**の出現を許さず、人知れず魔を断ち、日本列島を守り続けてきた者たちがいる。その名は、焔滅士(えんめつし)。
しかし、近年、度重なる地震、火山活動の活発化、そしてフォッサマグナを震源とする大規模な地殻変動は、日本列島を世界でもっとも**「異界のエネルギー」**が噴出する特異点へと変貌させた。その結果、最大の焔魔発生地帯となったのが、古の焔滅士が守護してきた「水の都」バンダイ・シティである。
そんなバンダイ・シティで、女子高校生として生活を送る主人公・神道寺ニノ、17歳。
彼女は、焔魔討伐の統括的立ち位置にある名家・神道寺家の末席に名を連ねる一面を併せ持つ、普通ではない女子高生。亡き母の遺志を継ぎ、見習い焔滅士・練刀(れんとう)として日々鍛錬と実践に汗を流す。
そして、午前0時。戦闘服に身を包んだ女子高生ニノは、碧眼の焔滅士ニノへと姿を変える。人々の心の灯(ともしび)が消えかかる時、紅蓮の魔獣がシティに影を落とす。討伐指令の名のもとに…。振り返らず走れ。
闇夜を駆け抜ける使命を帯びた少女ニノ。
現代と古代が交錯する新感覚ダーク・シンデレラ・ファンタジー。
今、その物語が幕を開ける…。