あらすじ
2010年代、2ちゃんねるが隆盛を誇っていた時代。創作文芸板も例外ではなく20~40代の若い男女のワナビ作家たちが文学作品を持ち寄っては技術を競い、批評し、恋に落ちた。若き日の中島、日雇い、ミラ、mojo、猫、ワイなどきら星のごとくスター作家がそろい、錚々たる顔ぶれであった。そのワナビ作家たちの間でひと際輝いていたひとりの若き美少女がいた。「月子」である。オフ会や飲み会、文戯などを通してみなリアルで交流を持ちお互いの連絡先を交換し、月子に恋心を抱くものが何人も現れた。
ポッポ、DAN、神田。本当にたくさんのスター作家がいたが衆目一致していたのは中島の小説と絵画が頭ひとつ抜けてるのではないかという評価だった。月子もそんな中島に恋心を抱いたようだった。中島45歳月子25歳の時分。
結局、月子のハートを射止めたのは中島だった。しかし月子は魔性の女。他の男たちとも交際関係を同時進行させ次第に創作文芸板のワナビ作家仲間たちの間に亀裂が入っていく。ネットでもリアルでも月子の暴走は止まらなかった。