あらすじ
召喚された四人の勇者――剣、槍、弓、そして“記録”。
最弱と嘲笑された青年リオは、王国の史官として扱き使われる。
「戦えない勇者になんの価値がある?」
誰もがそう言い放った。
だが、歴史書の中で彼は“ありえない誤記”を見つける。
王女が裏切った記録が、翌日には“忠誠を誓った”に変わっていた。
国の出来事が、書き換えられている。
その瞬間、彼のスキル《リブート・ログ》が目覚める。
――世界の記録を巻き戻し、真実の分岐点を再現する能力。
巻き戻るたび、別の歴史が現れ、仲間の行動が変わる。
そして、繰り返される“改ざん”の中心に存在するのは、
召喚した“神々”そのものだった。
「記録とは、神の嘘だ」
ペンを構え、リオは宣言する。
“僕は、この世界を書き換え直す”。
真実を奪われた勇者が、虚構の神話を再構築する。
戦場は歴史の中。武器は“記録”そのもの。
最弱の勇者が世界の仕様を書き換えるリブート・ファンタジー。