あらすじ

※本作品は他の小説投稿サイト様でも公開しております。  二〇一九年。日本の年号が変わった最初の夏。梅雨がやってこない、高低差の激しい町での物語。  町には水害の影が迫る。空模様はよくとも、みな、言葉にならない不安を抱えていた。それでも忙しい中高生には日常という時間が押し寄せる。  そして世界には、技術的特異点――シンギュラリティの時が迫っていた。それは世界の分岐点。人類が生き残れるかの瀬戸際だ。  人類を凌駕する人工知能。それを搭載した機械生命体。それらが席巻する世の中では人類は排除されるかもしれない。それを阻止するためには、人類の価値を示さなければならない。  人類が持つもっとも価値のあるものは『心』だ。見て、聞いて、感じるすべてのもの。すべての感情。ありのままのそれらすべてを、機械生命体に埋め込む。そうすればきっと解る。人類には生存するだけの価値があると。  どこにでもいる少年少女。ひとりの天才。そして機械生命体。  彼ら彼女らの日常が、『物語』として語られるとき。その幸福が、苦悩が、激情が、愛が。未来の支配者たちの『心』にどう影響を与えるか。  人工知能と人類との共存を描く、近未来SF。

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エブリスタ
エブリスタ2020/07/03
  • 現在の作品レイン・デイ マザー・グース