あらすじ
彼氏から心無い裏切りを受け、心も体も行き場をなくした倉橋朱莉。
泥酔して押しかけた兄のマンションに転がり込んだ先で迎えてくれたのは、兄の親友──そしてかつての初恋相手の久世蒼介だった。
高校時代、彼に「朱莉ちゃんだけはない」と笑われたあの日から、ずっと封じ込めてきた想い。
なのに、同じ屋根の下で交わす何気ない優しさや距離の近さに、胸がざわめく。
「朱莉ちゃんさ、マグロってほんと?」
からかうように突きつけられたその一言が、忘れていたはずの恋心を容赦なく揺さぶる。
この恋……二度目はちゃんと叶えてもいいですか?