あらすじ
子どもの頃に夢中になったゲーム『リトル・サモン~呼ばれし神獣と破滅の世界~』
中盤で登場する研究者ルーカスに恋をして、救われない結末に泣きながら何百時間もプレイした。
そんな彼を忘れて大学生活を送っていたある日、突然の胸の痛みとともに意識を失う。
意識を失う寸前、強く願ったのは推しであるルーカスを救いたいという、幼い頃に抱いた願いだった。
次に目を覚ますと──そこは最も遊び尽くした『リトル・サモン~呼ばれし神獣と破滅の世界~』の世界だった。
しかも主人公と対立する大魔王ファヴニルの身体に憑依する形として目を覚ましてしまった。
大魔王ファヴニルに仕え、死の運命を歩むルーカスを目の前にして狼狽する平凡な人生を歩んできた俺。
彼を救うためには、物語の運命そのものをねじ曲げなければならない。
『推しを救いたい』───その一心で絶大な力を持つはずがなにも出来ない俺が憑依したせいでろくでもない大魔王となったファヴニルとなって、推しが死んでしまう世界でもがく奮闘と恋の行方を描く、異世界転生BLファンタジー。