あらすじ

究極の刑事、山さんに捧げる物語。 特殊能力による犯罪が激増した現代。 法で裁けぬ、 あるいは法廷に立つ前に執行すべきと判断された凶悪犯に対し、 現場で直接「死刑」を執行する非情の組織、警視庁捜査第七課――通称「執行係」。 多くの挫折を知る現実主義のベテラン「鬼(オニ)」は、 正義の執行に理想を燃やす新人「ハヤ」と組み、連続児童誘拐事件を追う。 ハヤの『接続(ハッキング)』能力で、事件が「収納」能力者による 海外人身売買組織の犯行だと突き止めた二人は、死刑執行令状を手にアジトへ向かう。 立会人「山さん」の能力『無音閉鎖空間』が発動し、 外界と遮断された倉庫での決戦が始まる。 激戦の末、主犯を追い詰める二人。 だが、犯人の無様な命乞いを前に、ハヤは一瞬の油断を見せてしまう。 その隙を突いた凶弾が、理想に燃えた新人の胸を貫いた。 相棒の死に激昂した鬼は、怒りの『業火』で犯人を執行する。 赤い満月だけが、非情の正義と現実を照らしていた。

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カクヨム
カクヨム2025/10/28
  • 現在の作品【ネット編】赤い満月に吠えろ:「狼」の死刑執行人~捜査第七課刑法第9条執行係