あらすじ

「お前など、国のための“生贄”にすぎない」――。 貧しい小国の末姫リリアンナは、国の借金の形として、冷酷非道と恐れられる大帝国グラキエスの『氷帝』カイゼルに嫁ぐことになった。 血も涙もない氷の仮面を被った皇帝と、心を閉ざした孤独な姫君。誰もが憐れむ、絶望から始まる政略結婚。 しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった。 それは、人の“心の声”が聞こえてしまう呪われた力。 初対面の夜、氷のような言葉で彼女を突き放すカイゼル。 (ああ、やはりこの人も私を道具としか…) リリアンナが絶望にうなだれた、その瞬間――彼女の耳に、ありえないはずの“声”が響き渡る。 『――(か、可愛い…! なんだこの小動物は!? 守ってやりたい…!!)』 …え? いま、何て…? 冷酷な皇帝の“表の顔”と、甘すぎる“心の声”のギャップに戸惑うリリアンナ。 これは罠? それとも…? これは、孤独だと思っていた二人が、互いの素顔を知り、不器用に惹かれ合い、やがて帝国の巨大な陰謀に立ち向かっていく、甘くてじれったいすれ違いラブストーリー。 あなたの心の声も、ダダ漏れかもしれません――。

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小説を読もう2025/10/29
  • 現在の作品冷酷と噂の氷帝陛下の心の声が『今日も妃が可愛すぎる』とダダ漏れな件について