あらすじ
夜更けにネットサーフィンをしていると、奇妙な求人広告が目に入る。
「遺品整理・不用品回収・特殊清掃──未経験可、初任給85万円〜」
怪しさしかない条件に、普通の人間は関わらない。だが、人生の道を外れた者たち──落ちこぼれの天才、挫折した元重役、元反社、理屈の塊の学者、夢破れたアイドル、そして人格破綻した野生の天才など、社会に居場所をなくした人間たちが、不思議な吸引力に導かれるように応募してしまう。
彼らを待っていたのは「株式会社Gleaner」。社長は謎多き男、葛城蓮。
彼が引き受けるのは、富裕層の相続に絡む遺品整理や、通常の業者が尻込みする特殊清掃。時に、事件の痕跡が残るような“グレーな現場”すら含まれる。異様に高い給料は、その危険性と守秘義務への対価だった。