あらすじ
満開の桜の下、黒髪を後ろに結んだ黒耀の瞳の少女が校舎に向かっていた。
名は妙月櫻華。今は、多くの学生の一人でしかない。
世には「魔」が存在していた。そして、古より魔を伏し滅してきた者を人はこう呼んだ。国を護る者、防人と。
櫻華が学ぶ白峰女学院は防人育成学院だった。そこに転入生がやってくる。菜の花色の髪をした褐色の肌の少女。八大名家が一つ、「識」家が娘。識神楽。
神楽が転入してから数日。突然、学院に漆黒の鎧武者、魔が現れた。学生達が逃げ出す中、襲い掛かる鎧武者の前に櫻華が立つ。櫻華は静かに顔を上げ見つめると、鎧武者を桜と変えた。