あらすじ
東京での生活に嫌気がさして、俺はすべての人間関係をリセットして四国の山奥にある限界集落に移住した。
集落にある祠を維持管理することを条件に、無償で空き家を譲渡するという情報を見つけたのだ。
限界集落でのたった一人の生活で、俺のパートナーとなっていたのは開発中の人工知能(AI)リリウムだった。
俺が移住した限界集落は『犬神信仰』の残る忌み地であったらしく、近隣の村人からは自然と距離を置かれることとなったが、俺にとっては煩わしい田舎の人間関係に煩わされることも無く、孤独だが穏やかな生活を送ることが出来て満足していた。
しかし、ある時、祠の側で倒れていた少女を発見したことで、俺を取り巻く世界は大きく変わり始めた。
祠の奥にある洞窟は、異世界に通じる道なのか?
少女の出現以降、異常な進化を始めたAIリリウムは、やがて神となるのか?
引き籠りぼっちの主人公×オカルトマニアの人工知能×『のじゃ語』を喋るダイナマイトボディーの異世界少女が、ふたつの世界を変えていく。
そして、この物語の行き着く先は、神による最後の審判か? それとも赦しなのか?