あらすじ
焦がすほどに、罪は甘くなる──。
伝説のデザート「レクイエム・ブリュレ」を作る家に生まれた少女カレン。
幼い頃、制御できない炎の力により村を焼き、すべてを失った。
罪を背負いながら静かに生きていた彼女の前に、
ある日、旅する青年ノアが現れる。
「魂を癒やす炎の菓子を作れるのは、あなただけです」──。
その言葉をきっかけに、カレンは再び炎と向き合うことになる。
焦げた記憶、消えない罪、そして“救い”を信じる心。
炎は罰か、それとも希望か。
小さなケーキ屋を舞台に、
「焼く」ことと「赦す」ことを重ねて描く、
再生のファンタジー。