あらすじ
目を覚ますと、そこは見知らぬ玉座の間だった。
王は言った――「この世界を救え。さもなくば、お前たちの世界も滅ぶ」と。
召喚された五人の若者。
与えられたのは三つの力――
“死に戻り”、 “個性”、 そして “魔法”。
だが、そのうちの一人、浅霧蒼真だけは違った。
『死に戻り:なし』
『個性:透明な壁』
仲間は何度でも死からやり直せる。
自分だけが、一度死ねば全てが終わる。
恐怖と焦燥、そして置き去りにされる感覚。
誰かが死ぬたびにリセットされ、記憶を繰り返す仲間の中で、
蒼真だけが“死を超えられない存在”として孤独に取り残されていく。
それでも彼は、壊れた世界の中で足掻き続ける。
――たとえ、自分だけが“本当の終わり”を背負うとしても。