あらすじ
千年前、始まりの英雄は大地を焼く竜王ヴェルゼとの死闘の末、世界を救った。だがその代償は大きく、英雄は禍星ノクタルとの戦いで深手を負わせるも、ついには石化して時の中に封じられてしまう。
それから千年——。
夜空を読む星見の一族は、再び不吉な光を見た。
禍星ノクタルが再び目覚めようとしている――。
星々が告げた予言は二つ。
一つは禍星の復活。
もう一つは、それに抗う「十三人の英雄」の影。
その予言の導きにより、異界より一人の若者が召喚される。
名はタケシ。
彼は見知らぬ大地、始まりの島エルノアに降り立ち、己が「十三英雄」の一人として選ばれたことを知る。
だがこの世界は、神々はなく魔の胎動が渦巻く危険な地。
仲間との出会いと別れ、古代の因果、そして星々の導き。
タケシは剣を取り、運命に挑む。
――それが、再び世界を救うための新たな“始まり”となることを知らずに