あらすじ
聖女フィオナは、国の瘴気を浄化する『聖印術』の唯一の継承者 。しかし、その務めはあまりに地味で、婚約者の第二王子ゼノンからは「祈るだけの穀潰し」と侮辱されていた 。 ある日、ゼノンは派手な治癒魔法(偽物)を使う美少女アリスを連れ、「お前は不要だ」とフィオナの婚約を破棄し、王都から追放する 。
だが、フィオナを失った王都は、浄化機能が停止したことで即座に瘴気に満ち、崩壊を始める 。 一方、追放されたフィオナは、彼女の「本物の実力」を唯一知る辺境伯アシュレイに「我が国の至宝」として丁重に保護される 。
「『穀潰し』のおかげで我が領地は繁栄している」――瘴気に沈む王都からの懇願をアシュレイが一蹴する中、フィオナは新たな地で『聖印術』を応用して大地を豊かにし、彼に溺愛される幸せを掴む 。