あらすじ

まず、自己紹介をさせてください。 私は、ある、とても有名な古典文学に出てくる女です。 残念ながら、名前はまだ言えません。 あのころの私は高貴な身分で・・・・・・あまりこういうことは言いたくないんですが、趣味に関しても教養に関してもほかの人々に比べて優れていたんですよ。 だからですかね、まともに恋愛できなかったのは。 しかし、あるとき、私の目の前に、光り輝くようなすばらしい男性が現れました。 私より七歳年下なのに、彼はすばらしい文才を発揮していました。 その出会いは、運命でした。 私は、彼との恋の奥深くまで落ちていきました。 しかし、彼、浮気性だったんです。 男性って言うのは本当にうらやましいものですね。あの人は私の気持ちなど置いてきぼりにして、ほかの女性と仲良くしてる。 何で、私はあの人を愛してしまったのでしょうか。 私、その物語の作中で、彼と仲良くしている女を呪い殺したとされているんです。 それは本当なのでしょうか。呪いなんてあるはずないではないですか。 でも、もしかしたら、私にも悪いところはあったのかも。 私がもし、優しい顔をしてて、嫉妬深くなくて、男性が付け入る隙があったのなら、もっといい恋ができたかもね。 そう思うと、体中の細胞がうずくの。 なんだか、とっても、ほかの人の性格・・・・・・顔・・・・・・欲しくなるの。 今もっている私だけじゃなくて、もっと「私」を手に入れたいの。 ああ、何か、だめ。 欲しくて欲しくてたまらない。 さあ、問題。 もし、こんな私が現代の世の中に来たら、どうなると思う?

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エブリスタ
エブリスタ2017/01/18
  • 現在の作品鬼に魅せられ、隠されて――